第二章 越境する神々

 

東欧一帯の大地は、緑と川が織り成す豊かな自然に包まれ、とても美しい。そして、そこは複数の神々が訪れた地だ。

聖ペテロパウロ教会(ブルノ/チェコ)

三位一体像(ショプロン/ハンガリー)

ショプロン(ハンガリー)

ショプロン(ハンガリー)

旅行前、チェコやハンガリーは欧州の中心ではないのだから、キリスト教以前のなにかが見られるのではないかという期待をもっていたのだが、逆に、キリスト教の強力な支配力、構築力を思い知らされた。(チェコ、ハンガリーにおける「マリア信仰」は、土着宗教の残像と解釈できるのかもしれないが、確言は危険である。滞在数日間の旅行者に文化の基層が見えるはずもない。)

第一章

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