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ヨーロッパ各所に進出したケルトだが、興隆するローマと軍事的衝突を繰り返し、
ついにはローマの軍門に下ったことはカエサルの『ガリア戦記』に詳しい。 ローマに敗れたケルトは、ローマ滅亡後もゲルマン系諸族から圧迫され、 文化的独自性を失っていく。 いま現在、ケルト文化の名残をとどめているのは、アイルランド、スコットランド、フランス西部のブルターニュ地方、スペイン北部のガリシア地方だけだといわれている。 さて、アイルランドのケルト族の宗教はドルイド教といわれ、ドルイド僧という神官がアイリッシュケルトの司法・行政・生活習慣等を律していたらしい。 その後、キリスト教がアイルランドにも浸透したのだが、アイルランドではキリスト教とドルイド教との融合が進み独自のカトリックが形成され、他のヨーロッパ諸国と異なる発展をとげた。 |



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クロンマクノイズ/2000.7.16 545年、タラの王ジーアルムードの援助を受けて、 聖キアランが建立した修道院。 アイルランドの宗教、学問、芸術の中心地の1つとして発展した。 |