Ladakh (2004 summer) 

2004年7月22日から8月1日まで、インド北部、ラダック地方に伝わる、仮面劇のような祭りを見るツアーに参加した。
ラダック地方はインド領内だがチベット文化圏にあり、チベット系住民が大半を占めている。その中心都市レーには、インドの首都デリーから飛行機で約1時間半ほどで到着する。
レーは標高は3,300メートルに達する高山都市のため、飛行機で訪れた観光客は、軽い高山病にかかってしまう。しかし、ゆっくりと体を慣らせていけば、1日か2日かで順応できるから心配はない。
ラダックはパキスタンと戦争状態にあるカシミール地方に近く、しかも、中印国境紛争があったところ。そのため、軍事的緊張が続いている。レー空港は軍事空港として利用されているため、インドで最も警戒が厳重な空港の1つと言われている。また、ラダック郊外には、インド陸軍・空軍の基地が数多く散在している。その反面、周辺道路は軍事道路としてよく整備されており、車両による移動は快適そのものだ。
中国側チベットではかつて、チベット文化の破壊が進められたが、インド側チベットのラダックではインド政府の保護の下、ゴンパと呼ばれる総合宗教施設(寺院のようなもの)において、チベット仏教関連の仏像、神像、壁画、曼荼羅等がよく保存されている。そのため、チベット仏教研究を進める上においてラダックは極めて貴重な地域だと言われている。もっとも、撮影者は、チベット仏教についてまったく暗いため、今回も旅の印象を記すにとどめたい。

旅行日程

第一章 ラダックの人々
第ニ章 ラダックの自然と宗教
第三章 チベット仏教の世界(1)
第四章 チベット仏教の世界(2)
第五章 タクトクツェチュの祭り
総 括