シチリア旅行〔番外編〕
●お土産
シチリアを代表するリゾート地・タオルミーナで
最もよく見かける土産物品の1つは、陶器でしょう。
派手な染付けの皿等の食器、人面壺、ワインの栓、装飾品・・・
が揃っています。
土産物にはほかに、アーモンドの加工食品、海産物、ワインなどがあります。
●シチリアのホテル
シチリアのホテル情報については、よくわかりません。
当方は、旅行前、とりあえず、全日程★★★★ホテルを予約してもらいました。
宿泊都市別のホテル名:
POLITEAMA PALACE(パレルモ)、VILLA ATHENE(アグリジェント)、
HOTEL ROMA(シラクーサ)、VILLA PARADISO(タオルミーナ)。
写真はその1つVILLA ATHENEの入口。
VILLA ATHENE(アグリジェント)の場合、
「神殿の谷」というギリシャ時代の遺跡群の真ん中にあり、
夜はライトアップされた遺跡を眺めながら、レストランで食事ができます。
その一方、旧市街から離れているので、街に出るにはタクシーを利用しなければなりません。
VILLA PARADISO(タオルミーナ)のオーシャンビューの部屋からは、
美しいイオニア海が眺められます。
POLITEAMA PALACE(パレルモ)は旧市街と新市街の接点にあり、
立地としては優れています。
また、HOTEL ROMA(シラクーサ)は旧市街のオルティジア島のドーモに近く、
環境としては申し分ありませんでした。
これらのホテルの快適度や評価は比較する術がないので、控えます。
ホテル選びは、旅行の目的や予算によって決定することが重要なことは
言うまでもありません。
●シチリアのシンボルマーク
シチリアが古代ギリシャと密接な関係をもっていたことは、
すでに書いたとおりです。
州旗にあるシンボルはトリナクリア(Trinacria)と呼ばれ、
メデューサの顔と3本の素足からなっています。
足はパレルモ、メッシーナ、シラクサの岬を表すとされています。
トリナクリアはシチリアの古名でもあり、ギリシア語の「3つの岬」に由来するといわれています。
そのトリナクリナですが、州旗に限らず、街中、歴史的建造物、土産物品・・・など、
いたるところで目にいたします。
日本人から見ると、顔から足が三本という絵柄はなんとも威厳がなく、
あれぇーという感じですが、
神と島の地形を合体させた由緒正しき紋章であることは間違いありません。
足が三本といえば、日本の古代史に登場するカラス(日本サッカー協会のマークに採用)もそうでした。
●シチリアの夏は外で食事を
シチリアの9月が相当暑いこと、
また、シチリアの一般的な食事のお値段の相場については
すでに書いたとおりです。
もちろん、筆者が知らない、安い店、高い店、いろいろなメニューがあることでしょうが。
でも、初めて訪れた観光客が選べる、
ごく一般的な食事どころであれば、ディナー・飲み物つきで
一人20ユーロ以内でお腹いっぱい食べられることは間違いありません。
1ユーロを160円とするならば日本円で3200円もしますから、安くはないのですが、
例えば日本の釜飯屋で生ビール、おツマミ数点、釜飯で一人約3300円程度ですから、
外食の相場としてみるならば、日本と変わらないものと思われます。
ユーロ高を勘案すれば、むしろ、シチリアの方が値ごろ感があるかもしれません。
言うまでもないことですが、暑いシチリアの食事は屋外に限ります。
昼でも日陰で風通しの良いテーブルならば快適ですし、
夜は夜でいっそう、屋外の方が開放感が増し、食欲も向上します。
椅子や内装も工夫が凝らされていて、
思わずすわってしまいたくなるようなお店が多いです。
日本人になじみにくい海外の習慣の1つに、チップ制度があります。
シチリアのすべてのレストランでチップが必要なのかどうか――筆者には判断がつきません。
が、リストランテの請求書に、頼んでいないpane e girissiniの請求があったり、
copertoが計上されていれば、サービス料は含まれていると判断していいと思われます。
もちろん、巷間言われるように、特別なサービスを受けた場合は、
チップを置くことはまったくそのとおりだと思われます。
●シチリアの治安
シチリアの治安が良いのか悪いのかについては、
筆者の観光旅行があまりにも短いため、正直いってわかりません。
旅行中、被害にあえば「良くない」と思うでしょうし、
何事もなければ「良い」と認識するでしょう。
ですから、シチリアの治安情報については、
専門の旅行情報誌等で確認したほうがいいと思われます。
それはそれとして、筆者の印象としては、
旅行前に抱いていたイメージよりは、「良い」というものでした。
欧州で日本人観光客が被害にあう確率が高い犯罪といえば、
スリ、置き引き、ひったくり等で、加害者は概ねロマと呼ばれる
路上生活者が多いといわれていますが、
シチリアの街、観光地において、そういう人びとを見かけません。
欧州の都市ではその大小を問わ
ず、必ず目にするものなのですが・・・
次に被害にあうのが、タクシー、飲食店、土産物屋(とりわけ路上の)等における
法外な請求でしょうが、5回ほど利用したタクシーに限れば、
タクシードライバーの不正行為に遭遇することはなかったです。
観光客が利用するような飲食店については、もちろん、メニューどおりの請求でしたし、
路上の物売りからモノを買っていないので、その安全性を確認することはできませんでしたが、
トラブルが発生している様子はありませんでした。
しかし、だからといって、シチリアが安全なところだと確言できません。
シチリアに限らず、観光旅行者は旅行中、万全の注意を怠たってはならないことは、
言うまでもありません。
●アンティパスト
(アンティパストのオムレツ)
シチリアのアンティパストは充実しています。
便利なのが、ビュッフェ形式。
食べたいものを食べたいだけ選べます。
店内の入口付近にアンティパストを並べたテーブルがあり、
皿をもって自分でとってくるわけです。
もちろん、気に入ったものがなければ、メニューで選んでも構いません。
普通のお腹の日本人ですと、ワイン、アンティパスト、パンで十分といったくらい。
●シチリアはおいしい
シチリアに限らず、イタリアとえばパスタ。
いまや、日本食ではないかと思われるくらい、日本人の食卓に浸透しています。
シチリアを代表するパスタといえば、ずばり、「スパゲッティー・シチリアーナ」。
茄子がたくさん入っています。そして、ぜひとも試したいのが、鰯入りのスパゲッティー。
さて、イタリアのレストランは、
①リストランテ、②トラットリア、③ピザが食べられるピッツエリア、④バール、カフェ、
の4段階に分けられることは、よく知られています。
お値段は①から④に従って、安くなります。
ただ、ピザは、昼はやっていないところが多かったです。
価格は、大衆的な店で、パスタ、ピザが7~8ユーロ、
アンティパスタ、セコンドピアットもそのくらい、
ハウスワインのハーフで5~6ユーロくらい。
食後のコーヒーが2~3ユーロ。

トラットリアのセットメニュー
/グラスワイン+アンティパスト+プリモピアット(第一の皿・パスタ)
+セコンドピアット(第二の皿・魚か肉の選択)ならば、
10~15ユーロ程度。
ただし、量が多くて、日本人の胃袋ですと、まず食べきれません。
どんなお店でも必ず出てくるのがパンですが、シチリアのパンはとても、おいしいです。
●9月のシチリアは暑い。
シチリアの9月中旬、日中は、東京の8月の猛暑より強烈な日差しが照りつけます。
気温は30℃以上でしょう。でも、湿度が低いので日陰に入れば過ごしやすい。
太陽が沈むと、半袖ではちょっと涼しいかなというところまで気温が下がります。
朝は涼しいという感じ。
そんなわけで、シチリアの午後はシエスタ。
街は人通りが絶え、歩いているのは観光客ばかりとなります。
観光の必需品はなんといっても水(アクア)。
大きいのがグランデ、小さいのがピッコロ。
売店ならば、大が2ユーロ弱程度、小が1ユーロ弱程度でしょうか。
一日、小ならば3~5本くらいは軽く飲んでしまいます。
しかも、水がおしなべておいしく感じられ、
体中の毒素が汗と一緒に排泄されるような錯覚にとらわれます。








