イラン旅行記(2009/GW)

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May-6-2009(旅行7日目・最終日)

Esfahan ~Kashan~Ghom~Tehran

「世界の半分」と賞賛され、イランで最も美しい都市の1つ――
エスファハーンのホテルを午前9時に出発。
途中、オアシス都市カーシャーン、聖地コムを経て、
テヘラン市内を抜け、空港に直行する。いよいよ帰国。
今日がイラン観光の最終日だ。

Kashan

車は砂漠地帯を北上し、カーシャーンに向かう。
カーシャンは、典型的なオアシス都市。
オアシスというのは、山の雪解水が地下水脈をとおり地上に湧き出した地域をいう。
湧水を水源とした一帯は緑に覆われ、人々はその地において農業が可能となる。
砂漠を航行するキャラバン隊は、オアシスを中継地にすればこそ、砂漠の旅が続けられる。

イランは、イラン高原と呼ばれる高地が国土の過半を占めている。
日本人が意外に思うのは、イランの各都市の緑の多さと深さ。
日本人が抱くイランのイメージは訂正を迫られる。
その一方、緑あふれる都市を一歩離れると、不毛の荒地(砂漠、山岳地帯)が広がる。
イランは、緑あふれる都市と、赤茶けた広大な荒地とが際立った対比を示す国。

○Bagh-e Fin

カーシャンの「フィーン庭園」は、オアシスの豊富な水源を使ったイスラム式庭園で、
小川、池、離宮、植栽等で構成されている。
ガージャール朝時代の宰相アミーレ・キャービーレが自殺した場所として知られている。

Ghom
○Astane-ye Hazrat-e Ma’sume
最後の訪問地は、聖地ゴム。
この地は、シーア派イスラム教の聖地の一つで、世界各国からイスラム教徒が集まっている。
バズラテ・マアスーメの聖域には、イスラム教徒でなければ入れない。
女性信者にもチャードルの着用が義務付けられていて、貸し出されている。






広場で写真をとりながら、うろうろしていると、
ガイドのレザさんがイラン人男性に呼び止められた。
レザさんによると、その男性は熱心なイスラム教徒で、師の資格を持っている人らしい。
せっかくの機会なので、その男性(名前は失念)の事務所にて、
イスラム教の講義を受けるよう勧められたのだが、時間の関係でお断りをした次第。
彼と握手をして別れた。


車は一路、テヘランへ・・・途中、イランの原子力関係の施設をもった基地を通る。
もちろん撮影禁止。カメラを向ければ監視塔からキャッチされ拘束される可能性もあるとのこと。
虚空をにらんだ高射砲が不気味。


これにて今回のイラン観光の日程を終了。
テヘラン空港にて、レザさんと運転手さんと別れ、帰国の途についた。
それでは、「ホダー・ハーフェズ」
(次回からは、イラン観光の総括編を連載します)