May-03-2007
アテネ
○お土産品・その2⇒Mikis Theodorakis
海外旅行の際、お土産にCDを買うことがあります。
その国の音楽シーンについて全く知識がない場合は、
CDショップの店員さんに相談するようにしています。
今回、ギリシャでもそうしました。
筆者の記憶にある唯一のギリシャ音楽は、
映画『その男ゾルバ』のサウンドトラック。
記憶違いかもしれませんが、アンソニー・クイン演じるゾルバがダンスをするシーンに
流れたものがかすかに記憶に残っています。
『その男ゾルバ』のサントラ盤は買うつもりでした。
アテネの滞在ホテル近くのCDショップの店員さんは、
親切にも、筆者をあるコーナーに呼び寄せ、
その一角から数枚のCDを並べてくれました。
その中に『ゾルバ』が含まれていました。
もちろん、筆者は『ゾルバ』が欲しいとはいわなかったのですが、
『ゾルバ』をリコメンドしてくれたことで、うれしくなりました。
彼は、インストゥルメンタルなのかヴォーカルなのか、
コンピレーションなのか等を尋ねましたので、
インストゥルメンタルで、一人のクリエイターのものがいいと答えました。
英語とギリシャ語で書かれた曲名を読みながら、
勧めてくれた数枚のうち、『ゾルバ』を含む4枚のCDをささやかに「大人買い」しました。
それが、いま手元にある、Mikis Theodorakisの作品です。
帰国後、Theodorakisについてネットで調べると、
Theodorakisが音楽家にとどまらず、
ギリシャの国民的英雄の一人であることを知りました。
Theodorakisは第二次大戦中はレジスタンスとしてファシズムと闘い、
戦後は左翼として、自国の軍事政権と闘った、といいます。
民族楽器を使ったTheodorakisの哀愁を帯びた旋律は、
筆者がずっと描いていた、ギリシャ音楽のイメージに被る部分が多いように思います。
何も知らない筆者にTheodorakisをリコメンドしてくれたCDショップの店員さんに感謝。
さて、ギリシャのCDの価格ですが、
4枚合計で31ユーロ(1枚当たり8ユーロ弱)。
1ユーロ170円としても、1枚平均1360円。
日本より安いです。高いユーロを日本円に換算してこの価格ですから、
CD1枚=8ユーロは、日本のCD価格よりかなり廉価といえます。
